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2009年11月14日

アラカン夫婦&JUNのキャンプ記録(’07北海道)8ー1

キャンプを始める前より、私のキャンプの先生である
達人から、「数回北海道へキャンプに行った」と聞いていた。

ツア-旅行では何回も北海道に行った事があるが、
無謀にも、キャンプを始めて2年目の夏、私達も北海道へ
2週間のキャンプ旅行に行った。

ハプニングも多々あったが、思い出に残る、楽しい
キャンプ旅行であった。

*H19年7月18日~7月31日

<7月16日新潟県中越沖地震が発生!>

18日:自宅(20時発)-----豊明IC-----
19日:-----新潟亀田IC-----新潟FT(10時30分発)

出発前々日地震発生した為、高速道路は全面ストップ。
ニュ-スを見ながらル-ト変更を覚悟した。
何れにしても、新潟発のフェリ-は19日10時半、
それまでには何が何でも新潟フェリ-ターミナルに
到着しなくてはならない。

ラッキ-な事に出発直前の18日午後6時、全面開通した。
但し、車線規制があるとの事だった。
実際走っていても、新潟に近づくに連れ、救援物資を積んだ
トラックが、列を成して何台も走っていた。
途中仮眠したり、休憩しながら無事新潟FTに到着した。

*19日新潟港(10時半)-----20日小樽港(4時半)
    
    

18時間の船の旅が始まった。
往きは一等船室を取ったので、和室の個室。
TV、お布団付きでゆったり過ごす事が出来た。

ただ、JUNはペットル-ムに隔離。
度々面会に行ったが、水をほとんど飲まず、私達が
ペット部屋から出る時は、「ク-ンクーン」と切ない声で鳴き、
後ろ髪を引かれる思いであった。

18時間の長い船旅ではあったが、船内にはレストランは
もちろんの事、お風呂もあり、またアトラクション
(ピエロさんによる風船でいろいろな形つくり)もあり、売店を
覘いたり、お部屋で寛いだり、デッキに出て海を眺めたり
しながら、退屈する事なく、過ごす事が出来た。

    

そうこうするうちに、遠くに小樽の街灯りが見え、いよいよ
北海道に足を踏み入れた。

    
    
愛知の自宅から新潟迄、本日の走行距離490キロ。  


2009年11月15日

’07 北海道キャンプ旅行 8-2

*H19年7月20日:小樽---札幌---夕張---帯広----釧路
             (達古武AC)

4時半小樽港着。
JUNもやっと狭いゲ-ジから解放され嬉しそう。
お水をあげたら、500MLのボトルを全部空にする
位の勢いで飲み、ビックリ!
船の中ではあげても殆ど飲まなかった。

まだ朝早かったが、早速小樽運河の観光に行った。
            
     

その後夕張に行き、お約束の夕張メロンを食べたり
(美味しかった!)、「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地を
訪れたりした。

    

お昼はお楽しみ、帯広の駅前にある「ぱんちょう」の豚丼。
駒ヶ根名物の「ソ-スカツ丼」と同等の美味しさであった。
食後同じく帯広の六花亭に行き、定番のお菓子の他、
お店でしか食べれない?サクサクパイ等を食べた。
お食事をした後なのに別腹!!
 
今日お世話になるのは、釧路の達古武オ-トキャンプ場。
人気のあるキャンプ場の上、三泊するので事前に予約。   
これ以後のキャンプ場は予約していない。
 
     

キレイなキャンプ場であったが、残念ながら連日雨であった。

北海道のキャンプ場ガイドブックは、この地域の本屋さんには
なく、ネット情報によりこの本を注文した。

    

余談ながら、北海道キャンプ旅行をするにあたり、
るるぶ、まっぷる北海道等三冊を購入し、計画を練った。

小樽から達古武AC迄、本日の走行距離520キロ。


*7月21日:達古武AC---中標津---野付半島---根室---
        ---納沙布岬---達古武AC

朝食後キャンプ場より中標津にある開陽台へ。
根釧原野を330度見渡す大パノラマは感動物だった。
写真は中標津から開陽台へ続くミルクロ-ド。
どこまでも続く、まっすぐな道が印象的。

    

高速道路並みにスピ-ドがでてします。
このことが後日、とんでもない事になるのだが、
もちろんまだ知る由もない。

また同じく標津町にはこんな道、「メロデイロ-ド」があった。
    
    

時速60Kmで走行すると、タイヤのゴトゴトという音が
「知床旅情」のメロデイのように聞こえる。

野付半島ではトドワラ(トドマツの森が海水におかされ、
風化した白い木肌の横たわった奇観な風景)を見、
またここでしか取れない「北海シマエビ」を食した。

    

本土最東端の納沙布岬に行った。
お天気が悪く、残念ながら国後島は見えなかった。

その後、根室駅前で花咲蟹を買い、キャンプ場に戻った。

    

本日の走行距離395キロ。
甲羅で一杯で大満足の主人、疲れも吹っ飛んだ。

      


2009年11月16日

’07北海道キャンプ旅行 8-3(ハプニング①)

*19年7月22日:達古武AC---阿寒湖---屈斜路湖---
           ---硫黄山---摩周湖---東釧路---とう路--
           ---東釧路---達古武AC

達古武キャンプ場二日目、阿寒湖観光後、屈斜路湖、
硫黄山に行った。硫黄山は今も無数の噴気孔から、
噴気が上がる活火山。

    

名物のじゃがいも餅を食べた後、摩周湖に向かった。
歌のように「霧の摩周湖」で何も見えなかった。
私は数回見たことがあるが、主人は残念そうであった。

その後釧路に戻り、今回の釧路での楽しみの一つ、
「釧路湿原ノロッコ号」に乗った。
雨の為、ノロッコが走らないかも知れないとの事だったので
心配したが、予定通り走り安心した。

    

    
       
ノロッコ号の中から野生のエゾカモシカが見えた。

    

また釧路川をカヌ-で下っている人達も目に入った。

    

本日の走行距離、338キロ。


*7月23日:達古武AC---とう路---細岡展望台---厚岸---
        ---摩周湖---知床(しれとこ自然村)

達古武での三日目の朝、やっと雨が上がったので場内を
散策した。遊歩道は木道になっている。
マイナスイオンを浴び、JUNも嬉しそう。

      

今日はこのキャンプ場を選んだ最も大きな理由、
もう一つのお楽しみ、カヌ-による川下り。
近くのとう路湖からキャンプ場まで、ガイド付きで18000円。

    

主人2時間近くガイドさんと一緒に漕ぎ、お疲れ様!!

    
    
    

厚岸のグルメパ-クで名物のカキ丼定食を食べ、知床に
向かう予定が、主人が、「やはりもう一度摩周湖を見たい」と
言い、再度挑戦の甲斐があり、摩周湖を見る事が出来た。

    

駐車場に戻ると隣の車の窓が割られ、車上荒らしにあった。
下ったところで警察官に止められギクッ!!
車上荒らしの件で、怪しい人を見なかったか聞かれた。

知床に向かう道を飛ばしていたら、ネズミ捕りにあった。
突然警察官が現れビックリ!!
かなりのスピ-ドオ-バ-で、主人以前一度スピ-ド違反
した事もあり、点数がなくなり免停決定!大ショック!!

達古武から知床迄、本日の走行距離、231キロ。  


2009年11月17日

’07北海道キャンプ旅行 8-4(ハプニング②)

*H19年7月24日:知床---カムイワッカの滝---知床五湖--
             --熊の湯---羅臼---知床
             (しれとこ自然村)

しれとこ自然村で、昨日の悪夢!?を忘れるような、
すがすがしい朝を迎えた。

        

ここも人気のキャンプ場で、場内にある温泉「村の湯」からの
日没の風景は抜群!

また、海から知床の大自然を眺めようと、知床観光船
(クル-ザ-)に乗車した。

    

写真は船上から眺めた、カムイワッカの滝。

    

その後、カムイワッカ湯の滝(温泉と川の水が混じって
落下する湯の滝)へ行った。

    

楽しみにしていた知床五湖巡りであったが、ヒグマ出没の為、
残念ながら一湖しか見学できなかった。

キャンプ場からの日没風景は、評判通りすばらしかった。

      

アクシデントはこの後起こった!

夕食の準備中、雨の合間に主人が用足しに行き、サイトを
離れた時、突然強い風がふき、テ-ブルの上に置いていた
イワタニジュニアバ-ナ-の上に、テントのキャノピ-部分が
触れ、燃え上がった。

私一人だけだったので、慌てたが何とか消し止めた。
10センチ位の穴が二つあいた。
帰宅後リペアシ-トで補修した。

本日の走行距離、76キロ。  


*7月25日:知床---小清水原生花園---サロマ湖---紋別--
        ---宗谷岬---稚内---ノシャップ岬---兜沼 
        (兜沼公園キャンプ場)

本日もかなり長距離の移動日。

こんな風景やら、

      

こんな風景を見ながら、    
    
    

また、サロマ湖のお店でホタテを食べ、紋別到着。
お昼はカレ-ライス等、お手軽昼食。
    
    

ウトロからオホ-ツクラインを走り、やっと稚内着。

    

稚内の北市場で夕食用にウニを買った。

   

走行中雨が降ってきた上、1泊だけの日だったので、
急遽バンガロ-泊に。

       

本日の走行距離467キロ。  


2009年11月19日

’07北海道キャンプ旅行 8-5(ハプニング③)

*7月26日:兜沼---サロベツ原生花園---稚さく内---旭川--
        ---中富良野(星に手のとどく丘キャンプ場)

キャンプ場を出てから、以前達人が行ったという、
豊富温泉に行った。
元々石油を採掘しようとした時に、噴出した温泉で、
やや揮発性の香りがする独特のお湯で、体がヌルヌルした。

その後旭川まで走りここで昼食。

    

行列に並び食したが、やはりうわさ通り美味しかった!

この後は楽しみにしていたここへ。

    

評判に違わず、面白くまた楽しい動物園だった。

    

オランウ-タンの空中散歩

      

動物園でゆっくりしていたので、キャンプ場への道を急いだ。

本日の走行距離、344キロ。


*7月27日:キャンプ場---麓郷の森---富田ファ-ム---
        中富良野----吹上温泉---望岳台---キャンプ場

        

キャンプ場入り口に羊の飼育場があり、サイト迄現れ
JUNはビックリ!
この後北の国からのロケ地の見学に行った。

        

    
    
その後、ラベンダ-を見に富田ファ-ムへ。

    
    

キレイなラベンダ-で癒されて駐車場に戻り、次の目的地に
向かおうと車を動かし少し進んだ時、またまた警察官登場!
一旦停止を見落としたらしい。
観光客がよく見落とす所だそうで、警察官が隠れて見ていた。
マッタク!罰金切符をきられた。
主人曰く、「やっとスピ-ド違反から持ち直したのに・・・」と。

気を取り直し、次の目的地「ふらのワインハウス」に向かった。
北海道に行く前に、達人から勧められたレストラン。

    

チ-ズフォンデュが美味しかった!

キャンプ場オ-ナ-のお勧めの、吹上温泉の白銀荘で
お風呂に入りキャンプ場に戻った。

夕食はここの名物ジンギスカン、キャンプ場内の
レストランで食べた。
羊さんのそばで食べるジンギスカンは、複雑な思いであったが
本当に美味しく、ビ-ルが進んだ。

本日の走行距離、186キロ。     


2009年11月19日

’07北海道キャンプ旅行 8-6

*7月28日:富良野キャンプ場---札幌---羊が丘展望台---
仲洞爺(仲洞爺キャンプ場)

いよいよ札幌へ。
札幌では主人が楽しみにしている事が、
その①、北大に行きクラ-ク博士の銅像に会う。   

ポプラ並木を少し散策し、すすきのの有名ラ-メン店
「けやき」に行った。

    

開店と同時に入ったのですぐ食べれたが、帰る時には行列が出来ていた。

その後は主人の希望②札幌ド-ムに行った。
ド-ムツアーに参加し、いろいろ見学した。

    

新庄始め、いろいろな選手の手形が飾ってあった。

次に羊が丘展望台に行った。

    

キャンプ場へ急いだ。
先着順に場所が選べるのだが、私達が着いた時は超満員。

少しの空いたところに入れていただいた。
洞爺湖の湖畔のキャンプ場で、ロケ-ションは
申し分なかった。
また夜は毎日花火が上がり、得した気分だった。

    

本日の走行距離、260キロ。

  


2009年11月20日

’07北海道キャンプ旅行 8-7 (最終)

*7月29日:仲洞爺C---森駅---大沼公園---函館---
        ---五稜郭---仲洞爺C

隣のサイトの方に、途中のお店で買ったからと、
さくらんぼと、とうもろこしをいただいた。
キャンプを始めて以来、初めての経験だったので
少し驚いたが、本当に嬉しかった。

湖畔まで降り朝食。
洞爺湖を見ながらの食事は美味しかった!
JUNも大満足。

    

昭和新山と有珠山を見ながら、森駅まで走った。
    


森駅に来た目的はこれ。

    

有名なイカ飯を買い、函館山で昼食に食べた。

次に行ったのは大沼公園。
沼の家の「大沼だんご」を買った。

その後、函館山へ。
本当は函館山からの夜景を見たかったが、今回は時間的に
無理だったので、函館山で見た、サウンドシアタ-の
映像を写した。

    

昼間の函館山からの風景はこちら。

    

その後、金森赤レンガ倉庫に行った。

五稜郭にも行き、五稜郭タワ-にも登った。

キャンプに戻り、両横のサイトの方(札幌から来た)に、
「函館まで行ってきた」とお話ししたら、ビックリされた。

本日の走行距離、398キロ。


*7月30日:仲洞爺C---西山河口散策路--昭和新山---
        ---有珠山---室蘭---登別温泉---苫小牧

いよいよ北海道最後の朝を迎えた。

    
        
2000年3月の有珠山の噴火で出来た加口周辺に散策用の
木動道が整備されており、間近に見る噴火口は、コ-ス
沿いに残る火山灰に埋もれた家や隆起した道路等から
大災害の爪あとが伝わってきた。
    
    
   
    

    

その後昭和新山、有珠山へ行った。

    

登別温泉「夢元さぎり湯」で、2週間の北海道キャンプ旅行の
疲れを落とした。



本日の走行距離、222キロ。


苫小牧発23時40分のフェリ-、帰りは二等寝台。
一部屋に二段ベッドが4つ、幸いな事に私達以外は、
一組の同年代の夫婦だけだった。

キレイな日没風景を見ながら、アクシデントは多々あったが、
楽しかった北海道キャンプを振り返った。
    
       

7月31日:敦賀着 20時30分。
自宅まで156キロ。0時20分、無事帰宅。


・キャンプ場 10泊(含・バンがロ-1泊)
・フェリ- 2泊
・全行程走行距離 4085KM


長々と書いたレポ、お読みいただき有難うございました。

*明日土曜日から2泊で、奈良県宇陀郡の
「サン・ビレッジ曽爾奥香落AC」へ行ってきます。

アラカン夫婦、シ-ズ-犬のJUNを連れ、
ペット可のCサイトです。
行かれる方がおみえでしたら、よろしくお願いいたします。